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寒い田舎で暖かい家づくり~薪ストーブの種類と選び方

薪ストーブと煙突と吹き抜けのある我が家

東京から北海道の富良野に移り住み、人生が劇的に変わったという作家、倉本聰さん。脚本を手がけた「北の国から」「優しい時間」「風のガーデン」など、多くのドラマに薪ストーブが登場します。

薪ストーブは、寒い田舎暮らしの生活を物語る大切な道具のようです。

 

パチパチと燃える薪の音や、闇に映える炎に魅せられた方も多いはず。

欧米では暖をとるため伝統的に使われている薪ストーブですが、実は日本でも、スローライフへの回帰など、生活環境や趣味の多様化により静かなブームが起きています。

 

クラシカルな暖房器具・薪ストーブのある家には煙突があります。燃料となるのはもちろん薪。燃やせば煙が出るからです。家と家との間隔が広い環境にあればあるほど、実現可能と言えるでしょう。

 

 

薪ストーブの種類と特徴で選びましょう

薪ストーブはフリースタンディングの据え置き型です。不燃材の床に構えて使います。部屋の中央に置いて、ぐるり360度から炎を楽しむこともできます。はめ込み式の耐熱ガラスの扉を持ち、中で薪が燃える様子が眺めることができるものが増えています。

 

薪ストーブの素材は、直線的でシンプルなデザインのものが多い鋼鉄製と、型に流し込み施した装飾性の高い、雰囲気ある鋳物製に分かれます。

鋼鉄は、温度の上昇がはやく、鋳物は冷めにくいのが特徴です。

建物の広さをもとに、薪の補給の手間を考えながら、ストーブの容量について検討しましょう。

 

 

薪ストーブが好きになるワケ

薪ストーブと真面目に向き合うためには、手間ひまを惜しまずにつきあう姿勢が必要になるのではないかと思います。

スイッチひとつで、ほぼすべてが完結する生活に慣れすぎたかな…。

もし、そんなジレンマを感じていたら、少し抵抗してみませんか?

 

火を起こすまで待つ時間。勢いよく燃え盛る炎を一緒に見つめる大切な人。

燃料は薪だけです。自分で調達できる環境を選んだ、田舎暮らし最初の冬。体を芯からあたため、心にやすらぎをくれる薪ストーブの良さを知ることでしょう。

 

薪ストーブは、ライフラインがストップしても、家を温め家族を守ってくれるエコな暖房とも言えます。自然の中で暮らす人にはぜひ使いこなしてほしい道具です。